複雑系研究ユニットについて
「統合複雑系科学国際研究ユニット」は、「複雑系」という共通の研究テーマのもと、既存の人文・社会科学系学問分野と自然科学系学問分野にとらわれない部局横断的かつ国際的な連携を図る組織として、2010年4月に設置されました。京都大学の伝統と英知を受け継いだ幅の広い研究活動に加え、本ユニットは海外の研究機関や研究者との交流拠点であり、学際的な交流を通して、若手研究者育成にも力を注いでいます。
新ユニット代表よりご挨拶
統合複雑系科学国際研究ユニットは、その名の通り、学問分野を超えた多彩で学際的な研究ユニットです。私の専門分野は物性物理化学、無機物性化学というような研究分野ですが、あまり自然科学系とか人文科学系といった分野にとらわれず、京大らしく自由な発想で、複雑化・多様化する諸問題の解決や新たな未踏領域の研究分野の創生を目指して頑張りたいと思います。
吉村一良
京都大学大学院理学研究科教授
京都大学環境安全保健機構 副機構長
附属 物性科学センター長
What's New
- 2022年8月7日 (日) 公開シンポジウム「ポスト・コロナの学びを考える」を開催いたしました。
- 2022年4月15日(金)村瀬雅俊先生が公開講座「生命とは何か −創造性の本質に迫る−」を行いました。
- 2022年3月31日村瀬雅俊先生が『歴史としての生命 増補版――自己・非自己循環理論の構築』を出版しました。
- 2021年7月14日(水)Springer社から、複雑系ユニットのメンバーを中心とした、論文集Creative Complex Systemsの出版が予定されております。
- 2021年6月29日(火)ニュースレター Vol. 12(2021年初夏号)を掲載いたしました。
- 2021年6月16日(水)経済理論の国際学会であるSAET2021 conference (ソウル)で、西村和雄経済研究所特任教授が、基調講演Lionel McKenzie Lectureを行いました。